Cレストラン事件有名ちゃんこ鍋屋さんの元従業員の方6人が、フランチャイズ店舗を運営する会社に対して残業代(時間外・深夜の割増賃金)の支払いを請求して起こした裁判です。裁判は元従業員たちが勝訴し、2009年9月、会社に対して1番金額の多い方で710万円、合計で約2635万円(残業代+付加金+遅延損害金)の支払いが命じられました。 残業代の8割の付加金の支払いを命じるに当たって、裁判所は、会社が、実労働時間を少なく算定したり(30分未満の労働時間の切捨て、30分以上の休憩時間の切上げ)、就業月報を改ざんするなど、従業員の実労働時間を短くする悪質な行為をしたことを指摘しています。
残業代請求が認められた事例 |